3年生の生徒は、職業基礎の授業で、「働き続けるための支援の受け方」について学びました。
まず、移行支援会議に出席していただいた各支援機関の方々の顔写真を見ながら、困ったときや不安なときに誰に相談できるか振り返りを行いました。
それから、卒業生の離職率と、離職理由について確かめ、もし自分が働きづらくなるとしたらどういった理由だろうとそれぞれに考えました。最後に、早めに相談すること、働き続ける意義について確認しました。
3年生の職業科の授業で、支援機関の一覧表づくりを行いました。
授業の前半では、移行支援会議に来ていただいた支援機関や夏休みの宿題で訪問した支援機関、12月校外学習で出向いた支援機関の中から代表的な支援機関について、それぞれの役割を確認しました。
(自分の地域の支援機関のラベルを選択してシートに貼りました)
授業の後半では、自分に関係する地域の支援機関について、訪問時や面会時のイメージを思い浮かべながら整理し、自分専用の支援機関一覧表を作りました。長く保存できるように、台紙ごとラミネート加工をしました。
(自分の支援機関一覧表をラミネート加工しています)
授業の最後に、今日作ったシートは大切に保存し、卒業後も有効活用することを確認しました。
3年生の接客・マナーの学習の一環として、資生堂ジャパン株式会社岡山オフィスの小原雅子氏と山本美年氏を講師にお迎えし、「ビューティー講習会」を行いました。社会人らしい身だしなみを勉強するため、男子生徒はスキンケアと整髪の仕方について、女子生徒はスキンケアとメイクの仕方について、実際に体験しながら講師の先生に教えていただきました。
男子はまず、洗顔から。 パックを使ったスキンケアも体験。
化粧水と乳液で肌を整えます。ジェルやスプレーでの整髪の仕方も学びました。
女子はいろいろなアイテムを使いました。 まずはコットンを使ったスキンケアから。
先生のお手本は分かりやすかったです。今度は自分でメイクをしてみます。
始めは恥ずかしがっていた生徒も、体験を進めるうちに身だしなみに興味を持ち、自分に合ったヘアメイクや化粧を模索するようになりました。その姿はとても生き生きとしており、楽しそうに学習に取り組んでいました。講師の先生方に個々に似合うヘアメイクや化粧などを丁寧にご指導いただき、大変有意義な講習会でした。
生徒の感想を紹介します。
「洗顔がとても気持ちよく、肌がさらさらになってびっくりした」
「髪型を変えるだけでとても変わった」
「初めてメイクをしてみて、自分の顔ではないように見えてとてもびっくりしました。メイクをしてみて、もっときれいになりたいです。」
「今日のことを活かして、スキンケアしたりメイクを楽しんだりしたいです。お出かけ用と社会人用にわけてやっていきたいです。」
1月23日(月)~2月3日(金)の3学期現場実習中に、「岡山の就労応援団登録証」を企業様にお渡ししました。今回は2学期の実習先や卒業生が就職させていただきました6企業様です。
デリカ・サラダボーイ 様
日米クック 様
特別養護老人ホーム 「幸輝園」 様
特別養護老人ホーム「桃香の里」様
企業様から、色々なお話も聞かせていただきます。
・職場改善の話し合いにも参加してもらっています。(卒業生雇用企業)
・これまで、「苦手」と言っていた生徒さんが、仕事をしてみると「楽しかった」と言っていた。会社としても、実習を受けた甲斐がある。(2学期実習企業)
・初めはあいさつの声が小さかった生徒も改善してきた。(2学期実習企業)
等のお話を聞かせていただきました。実習の場を提供してくださっていることや雇用で力を発揮できるようにしてくださっていることに感謝します。