県内の工業や商業等の専門高校等で学ぶ生徒が、日頃の学習成果を総合的に発表する「きらり輝け!岡山さんフェア2016」が津山総合体育館で行われ、本校から、4つのコース紹介と木製品の販売を行いました。
本校のコース代表がそれぞれのコースを紹介したり、質問に答えたりしました。
県教育長に説明しました。
ものづくりコースの生徒たちは自分たちで製作した棚やいすなどの木製品の販売を行いました。
また、体験コーナーに参加し、他校の生徒と交流しました。
岡山県教育委員会では、卒業後、企業等での就労による社会自立をめざす特別支援学校の生徒の「働く力」をよりいっそう育成し、職業教育・就労支援の充実を図り、特別支援学校におけるこれまでの産業現場における実習に加え、中学部における実習や、地域と連携した「地域型実習」を県内全域で推進できるよう、より多くの企業に応援いただける制度として「岡山の就労応援団」を構築しています。各学校では、実習や職場開拓の際に趣旨を伝え、応援してくださる企業様に応援団への登録をお願いしています。
本校でも、9月27日から10月5日にかけて、1学期の実習で御協力いただいた企業様を中心に登録してくださった18社様に、教育委員会から届いた「岡山の就労応援団登録証」を持って行かせていただきました。
オーエム機器株式会社 様 JFEアップル西日本株式会社 様
各企業様から、実習を受け入れての具体的なお話をたくさん聞かせていただきました。実際の現場で生徒の働く力を「労働対価をいただく労働者として、職場でジョブマッチングをし、今後育てていく」という視点で見極めてくださったり、体験的に働く場を提供してくださったりしていることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
江西学区にある学校と園、合わせて10校が音楽や踊りを披露し、参観に訪れた住民と触れ合うことにより、相互の理解を深め、人と輪と和を育む地域づくりを目指すことを目的に開催されました。
食品コースは5種類160セットのクッキーを販売しました。大好評で、午前中に完売しました。
ものづくりコースは、授業で製作した木製品の展示販売をしました。現品だけでなく、いすやテーブルはお客様の希望のサイズを聞いて作る、オーダーメイドの注文も受けました。
ダンス部は、このメンバーでは初めての出演でした。大勢の観客の手拍子の中、朝、放課後の練習を生かし、生き生きとしたダンスを披露することができました。次は、学校祭(11月25日)でさらに、良いパフォーマンスをします。
8月24日、生徒登校日に合わせて、卒業生保護者による講演を行いました。
平成25年度と平成26年度の卒業生の保護者の方が、在校生の保護者に向けて、在学中の取り組みや進路を決めていくまで、また、卒業後の職業生活の様子を、家庭での支援を含めて、お話しくださいました。
・3年間、瀬戸駅から毎日歩いて通ったことが休まずに通勤することにつながっている。
・普段から地域の生活支援センターとつながり、「どうしようか」と相談できる人が身近にいると心強い。
・在学中毎日、本人がお弁当作りや洗濯、アイロン掛けをすることで生活する力やチャレンジする姿勢が身に付いた。
・進路決定では本人の意見を尊重することが大事。
・ストレスの解消にも余暇が大切。
等々、経験からたくさんの貴重なお話を聴くことができました。
今年度のオープンスクールが、7月25日(水)~27日(水)の3日間開催されました。本校のオープンスクールは、中学校2年生と保護者を対象として、本校について知っていただくことを主な目的としています。今年は80名弱の中学生の参加があり、午前の部と午後の部に分かれ、本校の教育内容について説明を聞いたり、4つの専門コースのうち、2コースの体験を行ったりしました。本校の2、3年生の生徒がボランティアで、中学生へのサポートを行いました。
ものづくりコースでは、木製のペン立てを製作しました。
食品コースでは、クッキー作りに取り組みました。
流通サービスコースでは、接客用語を練習し、封入作業に取り組みました。
福祉コースでは、足浴を体験しました。
どのコースも、生き生きと活動する生徒たちの姿が見られ、振り返りの時間には、「先輩が優しく教えてくれたのでわかりやすかった。」「自分にはこのような仕事が向いているかもと思った。」など、多くの感想を聞くことができました。
今回のオープンスクールでの体験をもとに、自分の進路について、保護者の方や担任の先生とも話をしながら、しっかり考えていただければと思います。