2年生が、岡山・倉敷・総社・日生のグループに分かれて校外学習に行きました。
倉敷グループ、美観地区にて
岡山グループ、池田動物園にて
総社グループ、備中国分寺の前にて
日生グループ、昼食のカキオコの店にて
どのグループも事前によく相談をして決めた行程で、公共のマナーを意識しながら楽しく活動することができました。
岡山市経済局産業振興・雇用推進課雇用推進室主催の障害者雇用説明会が本校で開催されました。
参加された企業や行政の方が、4つの専門コースを見学しました。←本日の「カフェ来夢」で提供するスイーツ作りを見学しています。衛生面で厳しい基準があるため、窓越しの見学です。
見学の後、進路指導主事が就労に向けての取り組みを伝えました。また、高齢・障害・求職者雇用支援機構や岡山障害者職業センターの方々からは、障害者の雇用に関する助成制度等の説明がありました。
説明会の後、カフェ来夢の「チキンカレー」をご賞味くださいました。「お店に負けない味ですね」と、嬉しい言葉をいただきました。お天気もよかったからか、開店30分後には、チキンカレー30食が、完売でした。大勢のお客様が来てくださいました。
カウンターの中は、注文の品の準備をしたり、下げた食器を洗ったり、お客様の動向に気を配ったり、大忙しでしたが、たくさんのお客様が来てくださり、生徒たちはやり甲斐を感じていました。
3年生の社会科の授業で司法書士の相原京子氏、仲原仁士氏を招いて「身近な法律の話~契約と労働問題」について学習しました。
授業の前半では、社会生活がいろいろな契約で成り立っており、契約は身近にあるものであること、トラブルになったときには一人で悩まずにすぐに相談をすることなどを知ることができました。
(客と店員の人になって実際に売買契約をしているところです。)
授業の後半では、働くことが会社との契約(労働契約)であることや、賃金、労働時間、休憩時間について具体的な話を聞くことができました。
「コンビニで買い物をすることも契約だということがわかった」「口約束でも契約は成立することがわかった」「会社でトラブルがあったらすぐに相談したいと思った」
岡山県教育委員会では、卒業後、企業等での就労による社会自立をめざす特別支援学校の生徒の「働く力」をよりいっそう育成し、職業教育・就労支援の充実を図り、特別支援学校におけるこれまでの産業現場における実習に加え、中学部における実習や、地域と連携した「地域型実習」を県内全域で推進できるよう、より多くの企業に応援いただける制度として「岡山の就労応援団」を構築しています。各学校では、実習や職場開拓の際に趣旨を伝え、応援してくださる企業様に応援団への登録をお願いしています。
本校でも、9月27日から10月5日にかけて、1学期の実習で御協力いただいた企業様を中心に登録してくださった18社様に、教育委員会から届いた「岡山の就労応援団登録証」を持って行かせていただきました。
オーエム機器株式会社 様 JFEアップル西日本株式会社 様
各企業様から、実習を受け入れての具体的なお話をたくさん聞かせていただきました。実際の現場で生徒の働く力を「労働対価をいただく労働者として、職場でジョブマッチングをし、今後育てていく」という視点で見極めてくださったり、体験的に働く場を提供してくださったりしていることに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。